外壁の剥落補修作業を勉強しよう!
外壁の剥落補修作業は、コンクリートのひび割れや膨張、爆裂を防ぐための作業です。
この作業を行うことで建物の安全性を確保し、長寿命を保つことができます。
まず最初に行うのは、コンクリートの検査です。
ひび割れや膨張、鉄筋の錆び具合をしっかりと確認し、どの部分が補修を必要としているかを見極めます。
検査が終わったら、さまざまな道具を使って対応していきます。
まずハンマーはコンクリートの剥落部分や爆裂部分を取り除くために使います。
そしてスクレーパーは、剥落やひび割れ部分に残った細かいコンクリートや塗料、汚れを取り除くために使います。
他にはワイヤーブラシで、コンクリート表面の汚れや錆びを落とします。
特に鉄筋が露出している部分が錆びている場合、そのままでは補修材がしっかりと密着しません。
ブラシで錆を落とし、しっかりと表面をきれいにしてから補修作業を行います。
その後、コンクリート用充填剤(エポキシ樹脂など)を使って補修していきます。
エポキシ樹脂やセメント系の充填剤を使うことで、コンクリートの表面を元の状態に戻すことができます。
「コンクリートの剥落防止工事って難しそうだな」と思うかもしれませんが、実際に現場で手を動かして学んでいけば、だんだんと分かりやすくなります。
未経験からでも、しっかりと経験を積んでいけますので、一緒に働きましょう。